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私が”貫手リンゴ貫通”ができたのは、
”指の鍛錬”を始めてから１年ほどでした。
しかし最初の半年はさほど気合を入れて指の鍛錬をしていた訳ではありません。
そして、貫手リンゴ貫通が”できてみると”、
鍛錬する前からできたのではないか？と言う疑問が沸きあがってきました。
最初、鍛錬する前に試してみなかったので、そんな考えがでてきたのです。
リンゴは案外柔らかく、リンゴ表面に指を押し当てグイグイおしていくと、
ずぶずぶとめり込んでいきます。
ので「最初からできたんちゃうか・・・」と思った訳です。
しかし、一般の人は「リンゴを貫手で突いてみよう」とは思わないし、
仮に思ったとしても、「突き指したら・・・」との思いから、
実行を思いとどまると思います。
よく考えると、正拳による瓦や板の試割りも、
普通の腕力自慢が突いてみても割れる場合もありますし、
ただ、拳そのものを鍛えていないので、瓦や板が割れても、
拳も痛めてしまうかもしれません。
私の貫手リンゴ貫通の場合、
「たぶん、できる。いや、絶対できる。さらに指も痛めない」
との確信がありました。
それは「指立て伏せ」や「砂突き」での感覚と、
リンゴを指先でつついてみた感触から出た確信でした。
では具体的にリンゴ貫通までのトレ・メニューを紹介します。
先ほども書いたように、最初の半年はあまり熱心に指の鍛錬をしていた訳ではありません。
最初は週に一度、指立て伏せを１セットのみやっていました。
しかも、十本指でたったの１０回。最初はこれが限界でした。
十本指で十回以上の自信がついた時点で、左の小指をはずして９本指で１０回をめざしました。
それができれば、右の小指もはずして８本で１０回。
指は小指側から抜いていきました。
左右の親指、人差し指、中指、つまり両手６本で１０回できるようになってからは、
セット数を増やしていきました。
また、指の本数を減らしたので、途中で小指や薬指が鍛錬できないままになりました。
なので、使う指を変えて数セットやっていました。
しかし、これでは一回の鍛錬に数セットを費やすことになり、効率が悪いことに気がつきました。
なので方法を変えました。
全ての指、つまり十本指で腕立て伏せをする代わりに、
背中にウエイトのプレートを背負って腕立て伏せをしました。
１０キロ、１２キロ、１５キロ、２０キロとプレートの重さを増やしていきました。
これもやはり、１０回が限界にくる重さで３セット
（セットをこなすごとに疲れが出てくるので、１０回、８回、５回ぐらいの回数になります）
で、「１２回、１０回、８回」ぐらいになると、重さを増やしました。
私は基本的に２．５キロづつ増やしていきました。
（十回程度で限界のくる重さで３セット行なうのは、、
ウエイト・トレーニングの基本パターンのひとつです）
２０キロが１０回できたあたりで、”砂突き”も始めました。
バケツに砂を入れて、それを”貫手”で突くのです。
砂は一晩経過すると、少し固まってしまいます。
次回の鍛錬の時は、その固まった砂を突きます。
すると、砂がほぐれて、突きやすくなりますが、一晩経過するとまた固まります。
”砂突き”を始めて２，３日した頃に、
「リンゴ突き刺すことできるんちゃうか？」と思い、
早速試してみると、簡単に貫手は刺さりました。
決定的瞬間動画をアップしたいのですが、
撮影すると容量などの関係から急いで突く為に、
巧く真ん中に当たらず、一撃で真っ二つとはいきませんでした。
とりあえず今のところこの動画をアップしておきます。
決定的瞬間が撮れたらアップしなおします。
リンゴに溝ができる動画
リンゴの一部だけが吹っ飛んでしまった動画。
（もうリンゴを突くこと自体には全く不安はありません）
貫手鍛錬経過の詳細を見たい方はこちら。
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